デジカメ養成ギブス
Section-1
プロっぽい写真にする
●背景をぼかしたポートレート
●青い空の美しい夜景
●Photomergeでつくる大パノラマ写真
●小物がきれいに撮れる卓上スタジオ
●流水を絹糸のように白くする
Section-2
失敗から学ぶ補正術
(調整中)
Section-3
トリッキーに合成する
(調整中)
Section-4
エフェクト研究所
(調整中)
Section-5
写真を絵画調にする
(調整中)
付録
●デジカメ用語解説
●推薦デザイン本
●著書のご紹介[1]
●著書のご紹介[2]
●Photoshop講座リンク
 
 
プロっぽい写真にする
Lesson-5
デジカメ 初級
流水を絹糸のように白くする

一瞬を捉えるのがカメラですが、時には人間の目では感じられないような表現力を持つ場合もあります。シャッタースピードの速さを変える技法は、いわば撮影テクニックの王道。スローシャッターのしくみと、ちょっとした裏技を身につけましょう。
 
スローシャッターで流水が白くなった渓流の滝
●F8.0・1/8 秒・ISO100・シャッタースピード優先AEモード

デジカメ スローシャッターで撮影してみよう!
シャッタースピードを遅くすると、動いているものにブレが生じます。この特性を活かして、滝の水が轟々と流れ落ちる様子を撮影してみましょう。

【1】カメラを三脚に固定する
1/60 秒を越えるシャッタースピードで撮影する場合は、手ブレを起こしてしまう可能性が大きくなります。必ずカメラを三脚などに固定して撮影をおこないましょう。シャッターはなるべく、[リモコン]や「セルフタイマー撮影」を利用しましょう。
 

【2】シャッタースピードを設定する
撮影モードに[シャッタースピード優先AEモード(S)]がある機種は、以下の撮影例を参考に任意のシャッタースピードを設定しましょう。この撮影モードがない機種は、「NDフィルター」という部外品があれば、シャッタースピードをコントロールできます。
1/250 秒 1/60 秒、または「ND4」フィルターを装着 1/15 秒、または「ND4」フィルターを2枚装着
※露出は「絞り」で自動調整されますが、明るい場所、または光源を放つ被写体などの撮影では、スローシャッターの効果が十分に望めない場合があります。
 
COLUMN
NDフィルターって何?
レンズ前に装着する部外品です。快晴時の海や雪景色など、非常に明るい場所では「露出過剰(オーバー)」になり白トビを起こしてしまう場合があります。「NDフィルター」は光量のみを減少させるためのフィルターで、たとえば「ND4」では、光量を1/4に抑えることができます。 NDフィルター
各種フィルター(市場価格2,000円〜)
 

【3】NDフィルターで撮影する
フィルターの代表的な形状には、レンズ前に装着するリング状のものがありますが、ほとんどのコンパクト型デジタルカメラには、これを取り付けることができません。この場合、なるべく口径の大きなものを選び、レンズ前にかざすようにして撮影します。[プログラムAEモード(P)]で設定メニューを選び、以下のように設定します。「NDフィルター」による効果は、以下の表「ND4のシャッタースピード例 」を参考にしてください。
■屋外晴天時の設定例
EV:0EV
フォーカス:(任意の焦点距離)
ホワイトバランス:太陽光
ISO:100

■ND4のシャッタースピード例
通常時 1枚 2枚
1/500 1/125 1/30
1/250 1/60 1/15
1/125 1/30 1/8
1/60 1/15 1/4
レンズ前にフィルターをかざしてシャッターを押す
 
通常撮影の場合
●F2.5・1/125 秒・ISO100・プログラムAEモード
「ND4」を2枚装着
●F2.5・1/8 秒・ISO100・プログラムAEモード
 
COLUMN
「NDフィルター」で真っ暗?
スローシャッターにはなったけれど、不自然に真っ暗な結果になった場合は、撮影場所の露出がもともと不足している可能性があります。たとえば、通常の撮影時に適切な露出を得るため、開放値で1/8 秒を要したとします。この状態で「NDフィルター」を使用しても、カメラにこれ以上明るくする性能がない場合は、1/8秒でシャッターを切り、フィルターの濃度分暗くなってしまうのです。適切な露出がある場所で「NDフィルター」は使用しましょう。
露出不足で真っ暗な失敗例
 
Copyright ©1997-2008 Hifumi Furuoka All Rights Reserved.
フォトショップ養成ギブス デジカメ養成ギブス テクスチャ養成ギブス ロゴタイプ養成ギブス メールアドレス