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プロっぽい写真にする |
| Lesson-4 |
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| 小物がきれいに撮れる卓上スタジオ |
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| デジタルカメラで小物を撮影してみたけれど、どうもいまく撮れないなと感じたことはありませんか? 理由の多くは被写体に当てる照明の種類が原因です。それにもまして屋内撮影では光量が不足がち。そこで、誰にでもカンタンに小物が撮れるスタジオづくりに挑戦してみましょう。 |
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| 卓上スタジオで撮影した小物 ●F4.0・1/30 秒・ISO100・プログラムオート |
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卓上スタジオをつくろう! |
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| 撮影用の照明器具と、部屋にあるものを利用して“特設”卓上スタジオをつくってみましょう。 |
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| 【1】照明器具を用意する |
まず、撮影用の照明器具を用意しましょう。どこのご家庭にもあって手軽に利用しやすいのは、机などに取り付けることのできるアーム可動式の「蛍光灯スタンド」です。しかし、十分な光量や照明効果を得るには、同じタイプの器具が2台以上必要になることもありますし、蛍光灯や電球を混在させないことも重要です。そこで今回は、安価でセッティングの自由度も高い「写真用照明器具」をおすすめします。
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| カメラ用三脚に取り付けた写真用照明器具 |
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COLUMN |
| 写真用照明器具の選び方 |
| 今回使用した写真用照明器具は、電球とソケットの組み合わせからなっています。ソケットはパイプなどに取り付けられるクリップがあり、照明方向も自由に変えることができます。電球はワット数で大きさを知ることができ、通常150〜500Wの中から選ぶことができます。集光形(スポット)と散光形(フラット)に大別され、ディライトカラー用と呼ばれるものは、太陽光に近い「色温度」を持ち、高い色の再現力があります。 |
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できればディライトカラー用がおすすめですが、少し高価なこともあり、比較的小規模な小物撮影に限定するなら、散光形の300W程度が適しているでしょう。 |
●ソケット:定格AC100V/600W(市場価格2,300円)
●電球:散光形300W(市場価格1,500円) |
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| 【2】テーブルの上に支柱を築く |
| 撮影台となるテーブルの上に4本の支柱を築きます。支柱は固定できるものであればなんでもかまいません。小さなテーブルの脚や、洗濯用の物干しスタンドなどを利用するとよいでしょう。今回使用したのは、キャンピング用品のテーブルスタンドです。折りたためるタイプなので大きさも調整できて大変便利です。 |
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| キャンピング用テーブルスタンド |
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COLUMN |
| お金に余裕のある方はコレ! |
| スタジオづくりは結構面倒くさいものです。でも市販されている卓上フォトスタジオなら簡単に組み立てられてスマート。小物を頻繁に撮影される方なら、ぜひ欲しいアイテムですね。 |
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卓上フォトスタンド(市場価格7,000円〜) |
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| 【3】背景紙を敷く |
| 被写体を引き立てるため、背景に柄のない紙を敷きます。これを「ホリゾント(背景紙)」といい、小物を置く床面から背景にかけて、なだらかなカーブを描くように設置します。取り付けは、支柱間をタフロープで結び、クリップなどで挟んで吊下げます。ホリゾントに使用する紙はなるべく厚口が適していますが、薄口の紙の場合は、ケント紙のような厚口の紙をベースに敷くとよいでしょう。 |
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| ベースに厚口のケント紙を敷く |
ホリゾントを背景から床面に敷く |
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COLUMN |
| ホリゾントに使用する紙は? |
| 写真撮影用のホリゾントを使用するのがベストですが、身の回りにある紙でも十分です。照明が乱反射しない光沢のない紙を選びましょう。コットン系の紙は、素朴な色と風合いがよいのでおすすめです。背景色にこだわるなら、画材店などで購入できるデザイン用のカラーペーパーを利用しましょう。 |
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画材店などで購入できる色数豊富なカラーペーパー |
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| 【4】トレーシングペーパーで覆う |
| 照明を拡散させたり、写り込みを緩和させるために、撮影する領域をトレーシングペーパーで覆います。図のように支柱間で結んだタフロープを利用し、左右の側面と上面を覆ってテープで床面に固定します。この際、トレーシングペーパーはなるべくたるまないようにしてください。 |
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| ボックス型にトレーシングペーパーを取り付ける |
ロールタイプの薄口トレーシングペーパー |
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| 【5】照明とカメラのセッティング |
| 手ぶれ防止のため、カメラは三脚に取り付けます。卓上スタジオのやや右上面に照明器具を設置し、被写体のシャドウ部分を起こすためにレフ板を用意します。レフ板は白いボール紙をブックスタンドに貼りつけたものを調整しながら使用します。 |
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| ブックスタンドでつくったレフ板 |
カメラは三脚に取り付ける |
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| 【6】失敗例から学ぶ |
| 次の撮影結果に思い当たるフシはありませんか?同じ卓上スタジオで撮影したのに、なんだか冴えない写真ばかりです。これは光源に応じたカメラ設定[ホワイトバランス]をしていなかった失敗例です。 |
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| ■失敗例の検証 |
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| 【失敗例1】光源:内蔵フラッシュ/ホワイトバランス:オート |
【失敗例2】光源:蛍光灯/ホワイトバランス:オート |
【失敗例3】光源:蛍光灯/ホワイトバランス:電球 |
| 【検証結果】至近距離撮影に内蔵フラッシュを使用すると、被写体の陰や白飛びが発生する |
【検証結果】蛍光灯の光量が少ないため、オート設定では適切なホワイトバランスが設定されない |
【検証結果】光源とホワイトバランスの設定が一致していないため変色する |
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COLUMN |
| ホワイトバランスとは? |
| デジタルカメラの設定メニューの中に[ホワイトバランス]という項目があります。これは、太陽光や蛍光灯など、光源の種類に合わせた色調整をおこなう機能で、光源の種類は「色温度」によって分けられています。太陽光、蛍光灯、電球の異なる光源下において、各ホワイトバランスを設定した撮影結果は以下のとおりです。 |
ホワイトバランス→
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オート |
太陽光 |
蛍光灯 |
電球 |
| ↓光源の種類 |
太陽光下 |
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蛍光灯下 |
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電球下 |
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| 【7】ホワイトバランスの設定 |
| デジタルカメラの撮影モードを[プログラムオート]に設定します。設定メニューから[ホワイトバランス]を選び、今回の撮影に使用する照明器具の[電球]に設定して、[ISO]を[100]に設定します。卓上スタジオの照明を点灯し、その他の室内照明をすべて消して撮影を行います。シャッターはカメラがブレないように、慎重かつ迅速におこなってください。[リモコン]や「セルフタイマー撮影」を利用しましょう。 |
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| 照明器具を側面に設置した場合 |
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上面からの照明
●F4.0・1/80 秒・ISO100・プログラムオート |
側面からの照明
●F4.0・1/80 秒・ISO100・プログラムオート |
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トレペによる拡散照明で軟らかな陰影を表現
●F5.0・1/80 秒・ISO100・プログラムオート |
トレペなしの直接照明で光沢を向上
●F5.0・1/80 秒・ISO100・プログラムオート |
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